薬も効かなくなってきた…足の痛みの症例 | 痛みの専門院 公式ブログ

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薬も効かなくなってきた…足の痛みの症例

■2016/02/14 薬も効かなくなってきた…足の痛みの症例
両足が痛くて歩きにくい、とのことで60代女性の患者さんがご来院されました。

かつてパーキンソン病と診断され、3種類の薬を6年も服用してこられたそうです。

薬が効いている間は動きも良くなる反面、薬の効果が切れるとまた痛みと震えがでてきて、歩きにくくなってしまう。

薬もだんだん効かなくなってきて「薬は症状を抑えているだけで根本的な治療ではない」と思い、根本的に治したいとのことでご来院されました。


足のなかでも、股関節に痛みがあり、過去には人工股関節置換手術を行っていらっしゃいました。

手術をした直後からしばらくは痛みがなくなっていたけれど、結局再発してしまいました。

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痛みの専門院HPの至る所に記載してある通り、慢性痛の原因は筋肉の緊張から来る血行不良です。

骨や関節・軟骨自体には痛みの電気信号を送る神経がありませんので、“関節”は元々痛みとは無関係です。

人工関節に変えたからといって痛みが治るわけではありません。

手術後に痛みが治まったと感じたのは、麻酔や薬の効果であり、痛みが再発してしまうのは根本的な原因(関節周辺の筋肉の緊張)の治療ができていないからです。

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まずは「痛み」「動きにくさ」「震え」の原因をご説明してから問診へ。

問診においては、足がほとんど上がらず、すり足で、よぼよぼ歩くことしかできない状態でした。

触診を行うと、股関節、臀部周辺の筋肉がカチカチに緊張していました。



股関節や臀部へ続く重要な血管がある腰部へ、まずは施術を行います。

施術後に再度歩いてもらうと、最初よりも、足の運びが良くなりました。

効果を確認しながら施術を行っていると、本人から「下半身に血が回ってくる感覚がある」と話していただけました。

最後に立ちあがって歩いてもらうと、足も上げられるようになり、歩くのも楽になられたようです。



お帰りになられる前に自分でもできる治療法をご説明。

その場でやり方も指導し、自宅でも実践していただくこととなりました。





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